《夜警》(読み)やけい

世界大百科事典(旧版)内の《夜警》の言及

【アムステルダム】より

…オペラ,バレエが上演される市立劇場のほかに多くの小劇場があり,大きな催しや展示にはライRAIと国際会議場があてられる。 市の中心ダム広場にある王宮は旧市庁舎で,1657年建築家カンペンにより完成された(レンブラントの《夜警》はこの市庁舎の壁に飾るために描かれた)。市庁舎は19世紀初め王宮として使用されるようになったが,柵もなく衛兵も立たず,事実上の王宮はスーストデイクSoestdijkおよびハーグにあるため,ふだんは使用されず内部の見物も許される。…

【レンブラント】より

…42年には市民自警団の委嘱で《フランス・バニング・コック隊長の射撃隊》を制作。《夜警》の誤称で知られるこの大作は,《解剖学講義》で効果をあげた集団肖像画へのドラマの導入をいっそう大胆に発展させたもので,従来の制約を破って,単調に陥りがちなこの画種を歴史画の理念と結合させた無比の野心作である。 同年サスキアが息子ティトゥスを残して他界。…

※「《夜警》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android