《大悟物狂》(読み)たいごものぐるい

世界大百科事典(旧版)内の《大悟物狂》の言及

【鬼貫】より

…自伝を交えた俳論《独(ひとり)ごと》によると,〈まことの外に俳諧なし〉と悟ったのは,88年であろう。その後,擬態語など俗語を用いる平明な俳風に移り,90年(元禄3),《大悟物狂(たいごものぐるい)》を撰ぶ。遠祖は藤原秀郷(ひでさと)(俵藤太)といい,鬼貫には武士として立とうという願いが強くあった。…

※「《大悟物狂》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android