《於于野談》(読み)おうやだん

世界大百科事典(旧版)内の《於于野談》の言及

【野談】より

…野談が盛んに行われるのは李朝時代であるが,さらに時代をさかのぼりうる稗官(はいかん)小説(街説,巷談を主題としたもの)と同義語として使われる場合もあるからである。野談集の代表的なものとしては,柳夢寅(1559‐1623)の《於于野談》(5巻1冊)や,19世紀のものと推定される《青丘野談》(6巻9冊)などがある。これらは初めは漢文で書かれたものだったが,のちにハングルに訳され広く伝わった。…

※「《於于野談》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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