《流体力学》(読み)りゅうたいりきがく

世界大百科事典(旧版)内の《流体力学》の言及

【ベルヌーイ家】より

…【清水 昭信】 ダニエルは1721年バーゼル大学で医学博士号を取得,その後25年から8年間ペテルブルグに滞在し,L.オイラーとともに数学,物理学の研究を精力的に行った。帰国後バーゼル大学の教授に就任するとともに,ペテルブルグ時代の研究を《流体力学》(1738)にまとめた。彼の研究は多岐に渡るが,歴史上有名なのは流体力学における二つの業績,すなわち分子運動論の立場に立った気体の諸性質の研究と,定常流に関するベルヌーイの定理の提出である。…

※「《流体力学》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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