精選版 日本国語大辞典 「あおる」の意味・読み・例文・類語
あお・る あふる
〘他ラ四〙 あぶみで馬の障泥(あおり)をけって急がせる。
※新撰字鏡(898‐901頃)「 謀也討也籌也打也馬撾也 阿布留又夫知」
※梵舜本沙石集(1283)八「『此馬は尻から渡むと思よ』と心得て、尻を迎てあをるに彌(いよいよ)渡ず」
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