かえ(読み)カエ

デジタル大辞泉 「かえ」の意味・読み・例文・類語

か‐え

[連語]終助詞「か」+間投助詞「え」》文末に付けて、確かめたり、疑いをもって問いかけたりする意を表す。
「出来た―」〈漱石吾輩は猫である

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「かえ」の意味・読み・例文・類語

か‐え

(疑問の意を表わす終助詞「か」と、間投助詞「え」が重なったもの) 疑問の意をもって聞き手に働きかける。
幸若・文学(室町末‐近世初)「いかに此沖を上人がとをるをしらぬかえい」
滑稽本浮世床(1813‐23)初「お滝(たき)さんお出(いで)なさいましたかヱ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android