ぎっぱ(読み)ギッパ

デジタル大辞泉 「ぎっぱ」の意味・読み・例文・類語

ぎっぱ

[名・形動]《「りっぱ(立派)」の音変化。近世語》りっぱであること。また、そのさま。
「―な男が云うてぢゃが」〈滑・浮世風呂・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぎっぱ」の意味・読み・例文・類語

ぎっぱ

〘名〙 (形動) (「りっぱ(立派)」の変化した語か) いかめしい様子。りっぱなさま。一人前。みごと。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第六「菊都は御出入申谷の戸に 是非きっはして月待所」
浮世草子世間子息気質(1715)五「孕石浦右衛門とてぎっはなる男なりしが」

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