ぎょっと(読み)ギョット

デジタル大辞泉 「ぎょっと」の意味・読み・例文・類語

ぎょっ‐と

[副](スル)突然予期しないことに出会って、驚き動揺するさま。「鍵を落としたかとぎょっとした」
[類語]ぎっくりどきんどきどきはらはらあっとはっとぎくりとびくっとどきりと驚くびっくりするどきっとするぎくっとするたまげる仰天する動転する喫驚きっきょうする驚愕きょうがくする驚倒する一驚する驚嘆する瞠目どうもくする恐れ入るあきれる唖然あぜんとする愕然がくぜんとする呆気あっけにとられる目を疑う目を丸くする目を見張る息をのむきもをつぶす腰を抜かすどきりとびくりわなわながたがたがくがくぶるぶるひくひくびくびくぴくぴくぴくりひやり総毛立つ背筋が寒くなるぞっとする肌に粟を生じる身の毛がよだつ鳥肌が立つひやっと冷や汗冷汗三斗寒心慄然

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぎょっと」の意味・読み・例文・類語

ぎょっ‐と

〘副〙 いきなり、強く胸にこたえて、驚きおそれるさま、はっとして、心が動揺するさまを表わす語。ぎょと。きょっと。
評判記難波鉦(1680)一「その手はもはやふるいそや。ぎょっとするわいの
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙一二「よほど駭然(ギョッ)としたやうであったが」

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