精選版 日本国語大辞典 「さっぱ」の意味・読み・例文・類語 さっぱ 〘名〙 魚の骨。また、残飯類をいう。※談義本・八景聞取法問(1754)四「其家の残(サッパ)を貰ふて、己が仲間の者共まで口を養ふから」※一茶方言雑集(1819‐27頃)「さっぱ 肴の骨也」 さっぱ 〘名〙 アワビや海藻採取など沿岸漁業に用いられる小漁船。船底材の長さ二間(約三・六メートル)の三枚板で艪(ろ)は用いず、四枚の櫂(かい)で操縦する。また、湖沼や河川で使用する一人漕ぎの船底の平らな小船。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報