なくて(読み)ナクテ

デジタル大辞泉 「なくて」の意味・読み・例文・類語

なく‐て

[連語]
《形容詞「ない」の連用形接続助詞「て」》
ある状態を打ち消して下に続ける。「欲しい本がなくて困った」
(「なくていい」の形で)ある事柄が存在しないことを許可・認容する意を表す。「そんなものなくていい」
《打消しの助動詞「ない」の連用形+接続助詞「て」》
ある動作を打ち消して下に続ける。「返さなくて結構です」「うちの子は勉強しなくて困っています」
(「なくていい」の形で)ある動作をしないことを許可・認容する意を表す。「もう来なくていい」→ないで

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android