ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アエロフロート」の意味・わかりやすい解説
アエロフロート
Aeroflot
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旧ソ連,そして現在のロシアの民間航空組織。旧ソ連時代の正称はアエロフロート・ソ連航空Aeroflot Soviet Airlines。航空会社コードはSU。本拠地はモスクワで,ロシア連邦運輸省航空局の管轄下にある。ロシアにおける国際・国内民間航空輸送,農林・水産等の産業航空,医療関係航空輸送,空港管理等を担っており,世界最大の航空会社ともいわれている。旧ソ連における民間航空輸送は,1923年7月モスクワ~ゴーリキー(現,ニジニ・ノブゴロド)間に航空路が開設されたことに始まる。同年2月に前身のドブロリョートDobrolyotが創立され,30年ソ連国内の既存航空会社をすべて吸収,32年アエロフロートと改称された。41年第2次世界大戦のため,一時アエロフロートの機材・乗員は,空軍の指揮下におかれた。54年に西欧諸国への定期便モスクワ~ストックホルム間を再開して以来,国際・国内路線を拡張し,56年他国にさきがけてジェット機Tu104を導入,67年モスクワ~東京間(日本航空との共同運航),68年モスクワ~ニューヨーク間をそれぞれ開設した。ソ連邦解体後の1992年,ロシア政府は新設のアエロフロート・ロシア国際航空に全業務を継承させることを決定した。94年株式の51%をロシア政府が保有する株式会社となる。2001年社名をアエロフロート・ロシア航空となる。
執筆者:中島 巌
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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