アミノ酸組成

栄養・生化学辞典 「アミノ酸組成」の解説

アミノ酸組成

 アミノ酸プロフィルともいう.タンパク質ペプチドを構成するアミノ酸の量.アミノ酸プロフィルも同じであるが,この場合特に血漿中の遊離アミノ酸の量をいう場合が多い.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアミノ酸組成の言及

【アミノ酸】より

… H3N・CHR1・COOH3N・CHR2・COO+  ……+H3N・CHRn・COO  ―→H3N・CHR1・CONH・CHR2・CONH・  ……・CONH・CHRn・COO+(n-1)H2Oここでタンパク質中のアミノ酸の単位-NH・CHRi・CO-をアミノ酸残基,つなぎ目の部分-CONH-をペプチド結合という。またタンパク質内でのアミノ酸残基の順序をアミノ酸配列,順序を問わない各アミノ酸の量をアミノ酸組成という。アミノ酸組成を調べるには,タンパク質を6規定塩酸中,110℃で一昼夜,加水分解し,アミノ酸に変えてから自動アミノ酸分析機にかけて各アミノ酸を定量する。…

※「アミノ酸組成」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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