アンチロマン

デジタル大辞泉 「アンチロマン」の意味・読み・例文・類語

アンチロマン(〈フランス〉antiroman)

反小説の意》1950年代、フランスに興った、伝統的手法を退け前衛的な手法を試みた小説。→ヌーボーロマン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「アンチロマン」の意味・読み・例文・類語

アンチ‐ロマン

〘名〙 (anti-roman 「反小説」の意) 一九五〇年代、フランスに起こった新しい手法による小説。ナタリー=サロートの「見知らぬ男の肖像」の序文で、サルトルが初めて使った。登場しない主人公の目を通して描写するなど、従来の小説にみられない方法を用いる。→ヌーボーロマン

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「アンチロマン」の意味・わかりやすい解説

アンチ・ロマン
anti-roman

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android