オリックス[株](読み)オリックス

百科事典マイペディア 「オリックス[株]」の意味・わかりやすい解説

オリックス[株]【オリックス】

総合リースのトップ。1964年日綿実業(現ニチメン)・三和銀行等の共同出資により,大阪でオリエント・リースを設立。1989年現社名に改称。産業機械・工作機械・情報機器・船舶など幅広い物件をリース。物件の種類や事業内容による子会社を次々と設立して多角化を推進し,割賦販売証券・生命保険にも進出。1988年三和銀行の仲介により,阪急電鉄から阪急ブレーブス(現オリックス・ブルーウェーブ)を買収し,広く名を知られるようになった。海外進出も積極的で1971年の香港皮切りにアジア,アメリカ,ヨーロッパなど23ヵ国に進出している。本社東京。2011年資本金1440億円,2011年3月期売上高9701億円。売上構成(%)は,法人金融サービス11,メンテナンスリース24,不動産23,投資銀行7,リテール16,海外部門19。
→関連項目大京[株]日本債券信用銀行[株]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android