知恵蔵2010の解説
ヨーロッパにおける中道右派路線の保守政党。19世紀にローマ教皇レオ13世が、当時勃興しつつあった社会主義運動に対抗して主張し始めた政治思想、キリスト教的な平等の下での民主主義の理念を標榜する政党である。ドイツの保守政党を代表するキリスト教民主党(CDU)が有名。フランスでは第2次大戦後の1960年代までキリスト教政党としてフランス人民運動(MRP)が大きな影響力をもっていたが、その後政党としては退潮し、他の保守大政党に吸収されていった。オランダではキリスト教民主勢力(CGA)と呼ばれる。これらの勢力は、欧州議会では各国の保守政党の連合である「ヨーロッパ人民・民主党グループ」として一大勢力を形成している。
(
渡邊啓貴駐仏日本大使館公使
)
出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2007」
百科事典マイペディアの解説
イタリアのカトリック政党。略称DC。ファシスタ政府(ファシスタ党)のもとで非合法化された人民党の再建という形で1943年に結成された。1945年以来1992年までは常に与党の立場にあり,中道右派ないし中道左派内閣を組織してきた。
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