グアルディニ(英語表記)Romano Guardini

改訂新版 世界大百科事典 「グアルディニ」の意味・わかりやすい解説

グアルディニ
Romano Guardini
生没年:1885-1968

ドイツのカトリック神学者,思想家イタリアのベローナ生れ。1910年カトリック司祭となり,39年ナチスにより追放されるまでベルリンなどの大学で宗教学教授。第2次大戦後チュービンゲン,ミュンヘン大学教授をつとめた。カトリック青年運動,典礼刷新運動の指導者として知られるが,文明論などにも多くの著書を残した。《典礼の精神》(1918),《近代終末》(1950),《ソクラテスの死》(1968)など。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「グアルディニ」の意味・わかりやすい解説

グアルディニ

ドイツのカトリック神学者。イタリアのベローナ生れ。ベルリンをはじめ各地の大学教授を歴任し,第1次大戦後はカトリック青年運動,典礼刷新運動を指導した。著書《典礼の精神》(1918年),《近代の終末》(1950年)など。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android