ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グラウン」の意味・わかりやすい解説
グラウン
Graun, Karl Heinrich
[没]1759.8.8. ベルリン
ドイツの作曲家,歌手。ドレスデンの聖十字架教会付属学校で学び,1725年からブルンスビックのオペラのテノール歌手。 36年ラインスベルクでプロイセンのフリードリヒ皇太子 (のちの大王) に仕え,40年宮廷楽長となる。作品は,約 30のオペラ,劇的カンタータ,『イエスの死』 (1755) などの受難オラトリオ,その他の教会音楽,クラビア協奏曲,トリオなど。
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