グラウン(英語表記)Graun, Karl Heinrich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グラウン」の意味・わかりやすい解説

グラウン
Graun, Karl Heinrich

[生]1704.5.7. バーレンブリュック
[没]1759.8.8. ベルリン
ドイツの作曲家,歌手ドレスデンの聖十字架教会付属学校で学び,1725年からブルンスビックのオペラのテノール歌手。 36年ラインスベルクでプロイセンのフリードリヒ皇太子 (のちの大王) に仕え,40年宮廷楽長となる。作品は,約 30のオペラ,劇的カンタータ,『イエスの死』 (1755) などの受難オラトリオ,その他の教会音楽,クラビア協奏曲,トリオなど。

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ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者) 「グラウン」の解説

グラウン

ドイツの作曲家。フリードリヒ大王もとでベルリン・オペラの楽長を務めた。ヨハン・ゴットリープ・グラウンの弟。

出典 (社)全日本ピアノ指導者協会ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)について 情報

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