1884年にオランダのグラムC. Gramによって完成された染色法。当初は組織内の細菌を染め分ける方法とされたが、その後、全細菌を2群に分類できる点から、分類学上重要な染色法となっている。この染色法の操作は次のようになる。
(1)細菌を熱固定したあと、アルカリ性にしたトリフェニルメタン系色素(クリスタル紫など)で染色。
(2)ヨウ素液などの弱酸性媒染剤で処理。
この3段階を経て、脱色される菌、つまり最初の色素を失う菌をグラム陰性菌とよび、脱色されない菌、つまり最初の色素で染まる菌をグラム陽性菌という。なお、菌が染色されない場合には、明瞭(めいりょう)に観察できないため、サフラニン液などの別の色素を使って対比染色をする。
[曽根田正己]
半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...