チャンツェ[山](読み)ちゃんつぇ

世界大百科事典(旧版)内のチャンツェ[山]の言及

【エベレスト[山]】より


[自然環境]
 頂上は南東稜,西稜,北東稜の三つの稜に囲まれたピラミッド状で,南(西)壁,北壁,東壁の三つの壁が,それぞれクーンブ氷河,ロンブク氷河,カンシュン氷河に落ちこんでいる。主峰の北東稜から分岐した北稜上にチャンツェChangtse(7553m),クーンブ氷河の入口の西稜上にプモリPumo Ri(7145m),主峰から約3km離れた南東稜上にローツェLhotse(8511m),そのさらに西方にヌプツェNuptse(7879m)が,エベレスト山群をつくっている。主峰の頂上は変成を受けた二畳石炭系の石灰岩からなり,二畳からジュラ各系の堆積物の側面をみせる。…

※「チャンツェ[山]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android