トロリー線(読み)トロリーセン

デジタル大辞泉 「トロリー線」の意味・読み・例文・類語

トロリー‐せん【トロリー線】

trolley wire「トロリ線」とも》鉄道などの架線で、パンタグラフを通して電力を供給する電線。→吊架線ちょうかせん

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精選版 日本国語大辞典 「トロリー線」の意味・読み・例文・類語

トロリー‐せん【トロリー線】

〘名〙 電気鉄道トロリーバスに使われる裸電線。軌道道路上部空間に架設され、車両集電装置と接触して電力を供給する。架空電線。架線。トロリー
美しい女(1955)〈椎名麟三〉二「シュウシュウと鳴るトロリ線のひびきや」

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百科事典マイペディア 「トロリー線」の意味・わかりやすい解説

トロリー線【トロリーせん】

架線

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「トロリー線」の意味・わかりやすい解説

トロリー線
とろりーせん

架線

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世界大百科事典(旧版)内のトロリー線の言及

【鉄道】より

… 電気鉄道における電気の一般的な流れは次のとおりである。すなわち,発電所で発生した交流は送電線,変電所などを経由して電鉄用変電所に入り,次にトロリー線からパンタグラフなどの集電装置を通り電動機を回転させ,レールを通じて電鉄用変電所に戻ってくる。車両に供給する電気は直流の場合と交流の場合とがあり,また車両への電気の供給方法としても一般的には軌道に沿ってその上部に架設したトロリー線(架空電車線,架線ともいう)とパンタグラフという組合せが用いられるが,地下鉄などでは,第三軌条と集電靴という組合せによることもある。…

※「トロリー線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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