ブローカート(読み)ぶろーかーと(英語表記)blokart

デジタル大辞泉 「ブローカート」の意味・読み・例文・類語

ブローカート(blokart)

ヨットのように帆を張った、小型の三輪車。また、それを用いたスポーツ。主に砂浜で走らせる。全高約4メートルの帆に風を受け、ハンドルロープ操作する。ランドヨット

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「ブローカート」の解説

ブローカート

三輪車に帆を張り風を利用して、陸上を走るセーリングスポーツ。2000年にニュージーランドで誕生し、数年前に日本にも上陸。操作はハンドルとセールの張り具合などを調整するロープで行う。手だけで操作できるため、子供から大人、さらに足が不自由な人でも楽しめる。スピードは風次第だが、優に時速30kmに達する。日本最高は時速74.7kmを記録している。折り畳むと120cmほどに収まり車に積んで持ち運べるため、砂浜だけでなく運動場などでも楽しむことができる。現在では、コースの周回の速さを競うレースも開催されている。日本では「日本ブローカート協会」が中心になって、体験レッスン会や講習会を開催し普及活動を行っている。

(松倉一夫 アウトドアライター / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android