ヘルツシュプルングラッセル図(読み)ヘルツシュプルングラッセルず

精選版 日本国語大辞典 の解説

ヘルツシュプルング‐ラッセル‐ず ‥ヅ【ヘルツシュプルングラッセル図】

〘名〙 縦軸に星の(絶対)光度(上を明るく、下を暗い向きに)をとり、横軸スペクトル型または色指数を(左を青く、右を赤い向きに)とって、光度とスペクトル型のわかった星をこの図の上の点として表わしたもの。この図上の点の位置により星の種類分類する。一九〇五年デンマークヘルツシュプルング(E. Hertzsprung)が星の光度と色との関係を発見、一三年にアメリカラッセル(H. N. Russell)が図を考案したことから命名。ラッセル図。

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デジタル大辞泉 の解説

ヘルツシュプルング‐ラッセル‐ず〔‐ヅ〕【ヘルツシュプルングラッセル図】

横軸に恒星スペクトル型、縦軸に絶対光度をとった図上に星を点で表したもの。恒星の分類や進化研究に利用される。1905年にデンマークのヘルツシュプルング(E.Hertzsprung)が星の光度と色との関係を発見、1913年に米国のラッセル(H.N.Russell)が図を発表した。HR図

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