精選版 日本国語大辞典 「ベスト」の意味・読み・例文・類語
ベスト
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翻訳|best
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丈の短い袖無しの胴衣で,日本ではチョッキともいう。ベストはアメリカでの名称であり,イギリスではウエストコートwaistcoatと呼ぶ。ベストの起源は16世紀にまでさかのぼるが,現代のベストに形態的に直接つながるのは,19世紀の初期からイギリスの郵便配達夫や御者が防寒のために着た紡毛地のポストボーイ・ウエストコートとされている。代表的なベストはスーツ・ベストといわれる三つ揃いの背広のベストで,シングル型,ダブル型,衿なし型,衿つき型などとデザインの種類は非常に多く,古い時代のものほどその形態が多様である。礼装に使われるのがドレス・ベストで,グレーや白のフランネルやピケが使われる。ニットのベストにはかぶり式と,前をボタンやファスナーで留めるカーディガン型のものがあり,レジャー用のものでは小型のポケットを数個以上つけた釣りや狩猟用に独自の機能をもたせたものがある。1970年代以降はウエスト丈より長いベストと共地のズボンを組み合わせたベスト・スーツのような上着化が顕著になっている。
→チョッキ
執筆者:高山 能一
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「チョッキ」のページをご覧ください。
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…袖がなく丈の短い胴衣で,セビロ(背広),ワイシャツなどと同じように日本独自の疑似外来語の服飾用語。英語のベストと同じ意味で使われる。背広のチョッキ,毛糸のチョッキなどというように用いられ,明治以来ごく一般的な用語だったが,1960年代から70年代にかけてほとんど一般的には使われなくなり,それに代わってベストという呼び方がごく普通になった。…
※「ベスト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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