ベルヌーイ,Jakob(読み)べるぬーい

世界大百科事典(旧版)内のベルヌーイ,Jakobの言及

【大数の法則】より

…ベルヌーイ型の大数の弱法則とコルモゴロフの大数の強法則とがある。 X1,X2,……,Xnを独立で,平均値がmで標準偏差がσである同じ分布に従う確率変数とする。…

【統計学】より

…またヨーロッパ諸国の状況比較(国状論)を行ったのがH.コンリングであり,それは最初数字を用いなかったが,後には統計数字による比較も重視するようになった。また偶然現状の数理を扱うものとしての確率論は,B.パスカル,P.フェルマーらによる賭けのゲームの分析に始まったが,ベルヌーイJakob Bernouli(1654‐1705)は,それを体系化し〈推測の術〉として,その論理を明確化した。それは後にC.F.ガウス,P.S.ラプラスによって体系化され,誤差を含んだ測定値を処理するための最小二乗法が作られた。…

※「ベルヌーイ,Jakob」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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