ポストホルン

デジタル大辞泉 「ポストホルン」の意味・読み・例文・類語

ポストホルン(Posthorn)

モーツァルトのセレナード第9番ニ長調の通称。1779年作曲。全7楽章。第6楽章でポストホルン郵便馬車ラッパ)が用いられることに由来する。

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デジタル大辞泉プラス 「ポストホルン」の解説

ポストホルン

オーストリアの作曲家W・A・モーツァルトのセレナード第9番K320(1779)。全7楽章からなる大規模な管楽楽曲。『ポストホルン・セレナーデ』とも呼ばれる。題名は第6楽章でポストホルン(郵便馬車のラッパ)が用いられることに由来する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポストホルン」の意味・わかりやすい解説

ポストホルン
post horn

金管楽器一種。無弁の丸巻き,半月形またはまっすぐのホルンで,18~19世紀にヨーロッパ門衛や郵便馬車の御者によって使われた。ハ調の自然倍音の馬車用のものが,1914年までロンドンとオックスフォード間の定期馬車で使われていた。

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