ラルフ・ローレン(読み)らるふ・ろーれん(英語表記)Ralph Lauren

知恵蔵mini 「ラルフ・ローレン」の解説

ラルフ・ローレン

米国の服飾大手企業、ファッションブランド。ネクタイメーカーに勤めていたラルフ・ローレンが、1967年に「ポロ」のレーベル名で幅広のネクタイを発表、翌68年に「ラルフ・ローレン」を創業した。同年にはメンズウェアを、71年にはウィメンズウェアを発表し、映画「華麗なるギャツビー」(74年)や「アニー・ホール」(77年)の出演者に同ブランドが用いられた。86年には、米国人デザイナーとして初めてパリに路面店をオープンしている。93年に新ブランド「Polo Sport」「Double RL」を、96年には「Polo Jeans Co.」を、2004年に「ラグビー(RUGBY)」をスタートさせるなど活発にブランド展開を行った。また、01年にPolo Ralph Lauren財団とAmerican Heroes基金を設立するなど、様々な社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。09年には、日本法人「ラルフローレン株式会社」が設立された。16年6月7日、総額4億ドルのリストラを含む経営再建計画が発表された。

(2016-6-9)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

百科事典マイペディア 「ラルフ・ローレン」の意味・わかりやすい解説

ラルフ・ローレン

服飾デザイナー,またそのブランド名。ローレンは1939年ニューヨーク生れ。ブルックス・ブラザーズをへて,ボー・ブランメル・ネックウェア社で仕事をする。ここで手がけた幅広で大胆な色使いのネクタイが爆発的にヒットし,1968年ポロ・ラルフ・ローレン社を設立。アイビー・スタイルの,ナチュラル・ショルダー・ラインの紳士服ブランド〈ポロ〉を作り出す。ジャケットプリーツスカートフランネルシャツやパンツなど女性服にも進出。現代的でありながら米国の古きよき時代や英国の上流家庭のライフスタイルを感じさせる商品作りは人気が高い。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラルフ・ローレン」の意味・わかりやすい解説

ラルフ・ローレン

ローレン」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android