三の板(読み)サンノイタ

デジタル大辞泉 「三の板」の意味・読み・例文・類語

さん‐の‐いた【三の板】

かぶとしころよろい草摺くさずり・袖などの、上から3枚目の板。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三の板」の意味・読み・例文・類語

さん【三】 の 板(いた)

中世甲冑部分名。兜の錏(しころ)または鎧の胴や袖などの威(おど)しつけの板の上から三枚目の部分。中板。
保元(1220頃か)中「清国が冑の三の板よりすぢかへに、左の小耳の根へ、篦中計射こまれたれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android