上野十蔵(読み)うえの じゅうぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上野十蔵」の解説

上野十蔵 うえの-じゅうぞう

1892-1972 昭和時代経営者
明治25年3月10日生まれ。三井鉱山勤務などをへて,大正14年中外新薬商会(現中外製薬)を設立し,社長。新薬の輸入販売で業績をのばし,のち消炎剤などを製造販売。昭和28年肝機能改善剤グロンサン錠の発売で,大衆薬メーカーの地位をきずいた。昭和47年11月18日死去。80歳。鹿児島県出身。東京高商(現一橋大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android