不体裁(読み)フテイサイ

デジタル大辞泉 「不体裁」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ていさい【不体裁】

[名・形動]《「ぶていさい」とも》体裁が悪いこと。外聞の悪いこと。また、そのさま。「不体裁服装」「不体裁な行為」
[類語]かっこ悪いださい野暮野暮ったい泥臭い不細工ぎこちない田舎臭い不格好無様醜態醜悪醜い見苦しいみっともないはしたないほこりっぽい汚いむさくるしい汚らしい小汚い薄汚い汚らわしいばっちいむさい泥まみれ不潔不浄不衛生不純尾籠みすぼらしいぼろいぼろぼろおんぼろよれよれぽんこつ老朽化汚穢おわい汚れ物汚濁けがれよごれ汚点汚染くすむ薄汚れる汚れるすすけるあかじみるまみれる油じみる汗じみる老醜しゅうばばっちいしどけない目障りじじむさいグロテスク不器量弊衣破帽だらしない醜怪浅ましい見辛い見るに見兼ねる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不体裁」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ていさい【不体裁】

〘名〙 (形動) (「ぶていさい」とも) 体裁がよくないこと。見かけの悪いこと。外聞の悪いこと。また、そのさま。
新聞雑誌‐第一〇号・明治四年(1871)八月旧来風習とは云ながら最も不体裁(フテイサイ)甚しき者なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android