精選版 日本国語大辞典 「不知」の意味・読み・例文・類語 しら‐ず【不知】 〘連語〙 (動詞「しる(知)」の未然形に、打消の助動詞「ず」の付いたもの)① (「…は知らず」の形で) 問題にしないでおく、さておくの意を表わす。※平家(13C前)二「他人の前はしらず、西光がきかん所にさやうの事をば、えこその給ふまじけれ」② (文頭に用いて) 主観的な疑問の意を表わす。いったい…かしら。※方丈記(1212)「不知、生れ死る人、いづかたよりきたりていづかたへか去る」※平家(13C前)二「しらず、われ餓鬼道に尋来るか」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報