世帯持(読み)セタイモチ

デジタル大辞泉 「世帯持」の意味・読み・例文・類語

せたい‐もち【世帯持(ち)】

一家を構えて独立生計を立てること。また、その人。所帯持ち。
世帯を維持していくこと。「世帯持ちのじょうずな主婦

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世帯持」の意味・読み・例文・類語

せたい‐もち【世帯持】

〘名〙
① 一家を構え独立の生計をたてること。また、その人。しょたいもち。
※浮世草子・椀久二世(1691)下「今あのごとくせめらるるは時分世帯持(せタイモチ)子ども、万(よろづ)不自由台所なれば客を見かけて物調へけるに」
② 世帯を維持していくこと。しょたいもち。
※松翁道話(1814‐46)二「どうでも、世帯持ちの悪いといふ御直きの説法ぢゃ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android