デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村玉七(初代)」の解説 中村玉七(初代) なかむら-たましち 1837-1860 幕末の歌舞伎役者。天保(てんぽう)8年生まれ。3代中村芝翫(しかん)の子。弘化(こうか)4年父の死後玉七を名のり,嘉永(かえい)元年初舞台をふみ京坂で活躍した。容姿にすぐれ立役(たちやく)と若女方をかねた。安政7年2月15日死去。24歳。大坂出身。俳名は加玉。屋号は加賀屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例