中村秀吉(読み)なかむら ひできち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村秀吉」の解説

中村秀吉 なかむら-ひできち

1922-1986 昭和時代後期の哲学者
大正11年7月29日生まれ。東京帝大在学中は数学を専攻し,復員後,哲学にかわる。分析哲学などを通して独自のマルクス主義哲学の構築をめざした。金沢大教授をへて,昭和45年千葉大教授。昭和61年12月25日死去。64歳。埼玉県出身。著作に「論理実証主義とマルクス主義」「科学論基礎」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android