主戦(読み)しゅせん

精選版 日本国語大辞典 「主戦」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐せん【主戦】

〘名〙
開戦を主張すること。
江戸から東京へ(1923)〈矢田挿雲〉八「天下の馬鹿大名共は財政軍備の現状も知らず、単に主戦(シュセン)勇名を衒はんが為めに『庄屋の芋』の如くこれに雷同した」
戦争などで、主力となって戦うこと。また、その戦闘
武家名目抄(19C中か)軍陣部「三州の兵は主戦として、尾州の勢に先をせられば、当手恥辱なり」

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デジタル大辞泉 「主戦」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐せん【主戦】

戦争することを主張すること。「主戦論」
チーム軍隊などの主力となって戦うこと。「主戦投手」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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