些些(読み)ささ

精選版 日本国語大辞典 「些些」の意味・読み・例文・類語

さ‐さ【些些】

〘形動タリ〙 すこしばかりであるさま。わずか。
※六如庵詩鈔‐二編(1797)一・柏原山寺冬日雑題十六首「老夫卒歳須何計、分付些些芹曝間」
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上「些々(ササ)たる事をも巨大にいひなし」 〔旧唐書‐楊嗣復伝〕

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デジタル大辞泉 「些些」の意味・読み・例文・類語

さ‐さ【××些】

[ト・タル][文][形動タリ]取るに足らないさま。「些些たる事で立腹する」
[類語]末梢的二次的二義的副次的瑣末さまつ枝葉枝葉末節些事さじ細事小事細かい細細しい煩瑣はんさ瑣瑣ささ区区ちょっとした取るに足りないたわいない何でもない愚にもつかぬ益体も無いらちも無い高が知れる些細ささいささやかわずか幾ばくたかがいささかほんの有るか無きかちょっと一縷いちる一抹些少さしょう末節無駄事雑事微微つまらない無意味下らない問題外部分的派生的卑小眇眇びょうびょうよし無いトリビアル

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普及版 字通 「些些」の読み・字形・画数・意味

【些些】ささ

少しばかり。唐・白居易衰病〕詩 老いては辭す、ぬるの(とも) みては別る、狂の酒徒 る、五年三の後 些些たる談笑も、亦た應(まさ)に無(なか)るべきを

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