人間並(読み)ニンゲンナミ

デジタル大辞泉 「人間並」の意味・読み・例文・類語

にんげん‐なみ【人間並(み)】

[名・形動]
世間一般の人と同じような程度であること。また、そのさま。ひとなみ。「人間並みの暮らし」
人間でないものが、人間と同じであるさま。「ロボット人間並みに働く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人間並」の意味・読み・例文・類語

にんげん‐なみ【人間並】

〘名〙 (形動)
① 普通の人と同じ程度・状態であること。また、そのさま。ひとなみ。
人情本・恩愛二葉草(1834)三「体は人間並。只顔許りが此の通り
② 人間でないものを、人間と同じに扱うこと。また、そのさま。
日本橋(1914)〈泉鏡花〉三九「生れた小猫に、すぐに又色気が着くと、〈略〉不潔物の始末なんざ人間なみに為せられる」

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