伝灯(読み)デントウ

デジタル大辞泉 「伝灯」の意味・読み・例文・類語

でん‐とう【伝灯】

仏語教法の灯を伝えること。法脈を受け伝えること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「伝灯」の読み・字形・画数・意味

【伝灯】でんとう

法灯

字通「伝」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の伝灯の言及

【相承】より

…仏陀の滅後,特定の弟子に教法や戒律を伝えたのに始まり,中国で宗派が成立すると,各派それぞれに列祖の相承を説くようになる。天台の金口,今師,九師の三種相承は,その代表であり,経典によらない禅は,西天二十八祖と唐土の六祖を立て,相承の物証として,衣や鉢の伝授を主張するが,別に真理の言葉としての伝法偈や,正法眼蔵の相承を説いて,伝灯,血脈,または逓代伝法とよぶ。いずれも,秘伝を重んじ,師の印可を第一とするとともに,これを証する印可状の製作を伴うに至る。…

※「伝灯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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