低姿勢(読み)ていしせい

精選版 日本国語大辞典 「低姿勢」の意味・読み・例文・類語

てい‐しせい【低姿勢】

〘名〙
相手や対象物に対して低くかまえること。また、その姿勢
歩兵操典(1928)第五二八「砲は低姿勢とし提棍甲を右方に」
② (形動) 相手に対して、やわらかく下手(したて)に出ること。また、そのさま。
※東京魔女街(1960)〈島田一男〉七「私は、低姿勢に出て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「低姿勢」の意味・読み・例文・類語

てい‐しせい【低姿勢】

[名・形動]
相手に向かって姿勢を低く構えること。
相手に対してへりくだった態度をとること。また、そのさま。「低姿勢な態度で応対する」「低姿勢に出る」⇔高姿勢
[類語]謙虚敬虔恭謙慎ましい慎ましやか慎み深い恭しい遠慮深い腰が低い控え目

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