例時(読み)レイジ

デジタル大辞泉 「例時」の意味・読み・例文・類語

れい‐じ【例時】

いつものきまりの時間例刻。「例時会議が始まる」

寺院で、いつもきまった時刻に行う勤行ごんぎょう
㋑「例時作法」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「例時」の意味・読み・例文・類語

れい‐じ【例時】

〘名〙
① 常のきまりの時間。きまっているいつもの時刻。例の時。
日本往生極楽記(983‐987頃)成意「数年之後、命弟子曰、今日之食倍於常量、早例時。弟子等晨炊供進
仏語。寺院でいつもきまった時刻にする勤行(ごんぎょう)。特に、天台宗で行なう例時作法(れいじさほう)をさしていう。
※栄花(1028‐92頃)玉のうてな「心あるかぎり四五人契りて、この御堂の例時にあふわざをなんしける」

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