供養法(読み)くようほう

精選版 日本国語大辞典 「供養法」の意味・読み・例文・類語

くよう‐ほう クヤウホフ【供養法】

〘名〙 仏語
密教で、仏、菩薩天部などへの供養のためにする行法一定の儀式規則によって行なわれる。その次第を記したものをもさす。供養儀軌。
※観智院本三宝絵(984)下「大阿闍梨一人供養法を作す」
② 広く、三宝、父母、師長死者などのために行なう供養やその他の供養での各々の一定の法式

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デジタル大辞泉 「供養法」の意味・読み・例文・類語

くよう‐ほう〔クヤウホフ〕【供養法】

仏語。
密教で、仏・菩薩ぼさつ・天部などの諸尊や経を供養するためにする行法ぎょうほう。また、その仕方を記したもの。
三宝・父母・師長・死者などに対して行う供養の法式。

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