信疑（読み）しんぎ

精選版 日本国語大辞典

しん‐ぎ【信疑】

〘名〙 信ずることと疑うこと。また、信ずべきことと疑わしいこと。

※愚禿鈔（1255）上「二機対〈略〉信疑対、賢愚対、善悪対、〈略〉已上十八対、就_二二機_一応_レ知」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

しん‐ぎ【信疑】

信じることと、疑うこと。信じられることと、疑わしいこと。

出典　小学館

普及版 字通

【信疑】しんぎ

まことと、疑うこと。〔子、非十二子〕信を信とするは信なり。疑を疑とするも亦た信なり。賢を貴ぶは仁なり。不を賤しむも亦た仁なり。言ひて當るは知なり。默して當るも亦た知なり。故に默を知るは由(な)ほ言を知るがごときなり。

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出典　平凡社「普及版 字通」