分離・分割方式(読み)ぶんりぶんかつほうしき

知恵蔵 「分離・分割方式」の解説

分離・分割方式

国立大学は1987年以降、A・Bグループに分かれ、別の期日試験を行ってきた。しかし89年、一部大学が入学定員を前期後期の2つに分け、Aグループと同日程で行う前期の試験の合格者には、発表時に入学手続きをとらせる方式を取り入れた。これが分離・分割方式と呼ばれるものである。97年度から同方式に統一された。

(金子元久 東京大学教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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