南蛮黍(読み)なんばきび

精選版 日本国語大辞典 「南蛮黍」の意味・読み・例文・類語

なんば‐きび【南蛮黍】

浮世草子・昼夜用心記(1707)五「鮫は玉蜀黍(ナンバキビ)を並べたる生天婆(うぶちゃんば)なり。目貫は家の連獅子金の無垢」

なんばん‐きび【南蛮黍】

〘名〙 植物とうもろこし(玉蜀黍)」の異名。《季・秋》
※浮世草子・世間学者気質(1768)四「頭つきは八月比のなんばんきびの毛のやうにぼうぼう乱し」

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デジタル大辞泉 「南蛮黍」の意味・読み・例文・類語

なんばん‐きび【南蛮×黍】

トウモロコシ別名

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動植物名よみかた辞典 普及版 「南蛮黍」の解説

南蛮黍 (ナンバンキビ・ナンマンキビ)

植物。イネ科一年草,園芸植物,薬用植物。トウモロコシの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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