デジタル大辞泉
「収納」の意味・読み・例文・類語
す‐のう〔‐ナフ〕【▽収納】
《「しゅのう」の直音表記》税などを取りたてること。
「あやしの郡の―などせさせければ」〈宇治拾遺・七〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しゅう‐のう シウナフ【収納】
〘名〙
※
東寺百合文書‐エ・宝治元年(1247)一〇月二九日・関東下知状案「収納之時、点
二取御年貢内
一之条無道也云々」
② 国または地方公共団体の会計で、
徴収の結果納入される収入金を
出納官吏、
日本銀行などが受け入れること。
③ 農作物などを取り入れること。しゅのう。〔
和蘭字彙(1855‐58)〕
④ たなや
押し入れなどに、現在不要の物をしまいおさめること。
しゅ‐のう ‥ナフ【収納】
※
正倉院文書‐天平二年(730)大倭国
正税帳「収納大税穀穎并神戸租等数、具録如前」
※
今昔(1120頃か)二四「賤
(あやし)の郡の収納と云事に宛て有ければ」
す‐のう ‥ナフ【収納】
〘名〙 (「しゅのう」の直音表記) 年貢その他の税を徴収すること。また、徴収された
物品。
※宇治拾遺(1221頃)七「あやしの郡のすなうなどせさせければ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「収納」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報