君島一郎(読み)キミジマイチロウ

デジタル大辞泉 「君島一郎」の意味・読み・例文・類語

きみじま‐いちろう〔‐イチラウ〕【君島一郎】

[1887~1975]野球研究家。栃木の生まれ。東京帝国大学(現東京大学)卒業後、日本銀行入行。昭和15年(1940)朝鮮銀行副総裁。公職追放後、日本野球草創期の研究に取り組み、多く功績を残した。著「日本野球創世記」。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「君島一郎」の解説

君島一郎 きみじま-いちろう

1887-1975 明治-昭和時代の銀行家,野球史研究家。
明治20年4月16日生まれ。明治45年日本銀行に入行。検査役,調査役,文書局長などをへて,昭和15年朝鮮銀行副総裁。22-26年公職追放。のち友邦協会会長。明治時代野球草創期の資料を集め,昭和47年「日本野球創世記」をあらわした。昭和50年4月25日死去。88歳。平成21年特別表彰で野球殿堂入り。栃木県出身。東京帝大卒。

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