固定価格買取り制度(読み)コテイカカクカイトリセイド

デジタル大辞泉 「固定価格買取り制度」の意味・読み・例文・類語

こていかかくかいとり‐せいど〔コテイカカクかひとり‐〕【固定価格買(い)取り制度】

再生可能エネルギーで発電した電力を、国が定める価格で一定期間、電気事業者が買い取ることを義務づける制度。再生可能エネルギーの利用促進を目的とし、買い取りに要する費用は電気料金に上乗せされる。FIT(feed-in tariff)。→固定価格全量買い取り制度
[補説]日本では再生可能エネルギー特別措置法に基づいて平成24年(2012)7月より導入された。買い取り対象太陽光風力地熱水力バイオマス発電の5種。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android