満期になった国債の元金を返済すること。国債償還を円滑にするため、日本では一般会計と特別会計から、毎年度一定金額を国債整理基金特別会計に積み立てる「減債基金制度」が導入されている。この特別会計に積み立てる方法には、定率繰り入れ、剰余金繰り入れ、予算繰り入れの3つがある。定率繰り入れでは、前年度期国債残高の60分の1を積み立てる。剰余金繰り入れでは、一般会計から生じる決算上の剰余金の2分の1を下回らない金額を積み立てる。予算繰り入れでは、必要に応じて予算において繰り入れる。本来、一般会計における国債は60年で償還することを想定しているが、実際の国債は10年満期で発行されることが一般的なので、満期を迎えると新たな国債発行によって借り換えることになる。これを借換債と呼んでいる。
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神野直彦東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授
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出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2007」
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