声高(読み)こえだか

精選版 日本国語大辞典 「声高」の意味・読み・例文・類語

こえ‐だか こゑ‥【声高】

〘形動〙 =こわだか(声高)
※前田本枕(10C終)二〇一「こゑたかに、いづらは、このくるまどものをのこどもなきかなど言ふに」

こわ‐だか【声高】

〘形動〙 声が大きいさま。声を高くはりあげるさま。こえだか。
※竹取(9C末‐10C初)「こはだかになのたまひそ。屋の上にをる人どもの聞くに、いとまさなし」

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デジタル大辞泉 「声高」の意味・読み・例文・類語

こわ‐だか【声高】

[形動][文][ナリ]話し声調子が高く大きいさま。「声高な声で話す」「声高にののしる」
[類語]甲高い甲高高調子きんきん金切り声とがり声甲走る絹を裂くよう黄色い声

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普及版 字通 「声高」の読み・字形・画数・意味

【声高】せいこう

大声

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