大所高所(読み)タイショコウショ

デジタル大辞泉 「大所高所」の意味・読み・例文・類語

たいしょ‐こうしょ〔‐カウショ〕【大所高所】

小さな点にこだわらない、広く全体を見通すような観点視野。「大所高所から物事を判断する」
[類語]大乗的大局観巨視的

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大所高所」の意味・読み・例文・類語

たいしょ‐こうしょ ‥カウショ【大所高所】

〘名〙 個々の細かいことにとらわれない、広く大きい観点による立場高所大所
※明治文芸批評史の一面(1937)〈本間久雄〉「先生がいかに大所高所から文芸を見て居られたかといふこと〈略〉をよく物語ってゐる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

四字熟語を知る辞典 「大所高所」の解説

大所高所

広い視野、高い観点。小さなことにこだわらないで、大局的に物事を見る立場。

[使用例] 大所高所に立ったものが、道草を道草として描くということは無駄なことでもあるし[唐木順三*「明暗」論|1952]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android