大西(読み)おおにし

精選版 日本国語大辞典 「大西」の意味・読み・例文・類語

おお‐にし おほ‥【大西】

〘名〙
真西方角
※詩学大成抄(1558‐70頃)二「函谷は中国から大(ヲウ)にしのはての秦の国え入る口の節所の谷なり」
② 陰暦一一月、一二月の風。〔物類称呼(1775)〕

おおにし おほにし【大西】

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デジタル大辞泉 「大西」の意味・読み・例文・類語

おおにし〔おほにし〕【大西】

姓氏の一。
[補説]「大西」姓の人物
大西巨人おおにしきょじん
大西祝おおにしはじめ
大西良慶おおにしりょうけい

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大西」の意味・わかりやすい解説

大西
おおにし

愛媛県北部,高縄半島北西端に位置する今治市中部の旧町域。斎灘に臨む。 1955年大井村と小西村が合体して町制。 2005年今治市,玉川町,波方町,菊間町,吉海町,宮窪町,伯方町,上浦町,大三島町,朝倉村,関前村と合体し今治市となる。中心街の大西は江戸時代には馬継ぎ駅であった。主産業は柑橘類栽培,畜産,および造船工業で,特に 10万t級の鋼船の造船で知られる。九王海岸は海水浴場で,付近には星の浦海浜公園があり,一帯瀬戸内海国立公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「大西」の意味・わかりやすい解説

大西
おおにし

愛媛県北部、越智郡(おちぐん)にあった旧町名(大西町(ちょう))。現在は今治市(いまばりし)の中北部(島嶼部は除く)を占める地域。高縄半島西岸、斎灘(いつきなだ)に臨む。旧大西町は、1955年(昭和30)大井、小西の2村が合併して町制施行。2005年(平成17)玉川町など8町2村とともに今治市に合併。JR予讃(よさん)線、国道196号が通じる。沿岸部は低湿であったため、近世初頭から松山藩では新田開発を行ってきた。山麓(さんろく)部はミカン園として開かれているが、沿岸低地は第二次世界大戦後に造船業が立地し工業地区となった。タオル工場の進出がみられる。

[横山昭市]

『『大西町誌』(1977・大西町)』

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改訂新版 世界大百科事典 「大西」の意味・わかりやすい解説

大西 (おおにし)

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事典・日本の観光資源 「大西」の解説

大西

(長野県上水内郡中条村)
日本の棚田百選指定の観光名所。

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